昨年から続いてきた原油など国際商品価格の下落が、最終製品に広がってきた。完成品を示す「最終財」の価格は3月に前年同月比で2.1%下がり、3年8カ月ぶりの大きな下落率になった。足元で進行する円高と合わせ、今後は消費者物価指数(CPI)にも下押し圧力が強まる。安定的な物価上昇を目指す日銀にとっては逆風で、金融政策のかじ取りは一段と難しくなる。
日銀が13日に発表した3月の国内企業物価指数(速報値、2…
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