内陸及び沿岸で発生した主な地震の回数比較
気象庁は18日、熊本、大分両県で発生している一連の地震で、体に感じる地震は14日夜から18日午前0時までで492回に達した、と発表した。マグニチュード(M)3・5以上の比較的大きな地震は、17日午後1時半までに165回に上り、1995年以降の内陸や沿岸で発生した地震で最多となった。
(タイムライン)熊本地震を時系列で
特集:熊本地震
熊本地震 災害時の生活情報
14日夜にM6・5の地震が発生し、直後から熊本市周辺を震源とする地震が増えた。16日未明のM7・3の地震の後は、熊本市周辺に加え、阿蘇や大分県中部などでも最大でM4程度の地震が増加した。
同庁の橋本徹夫・地震予知情報課長は今後の地震活動について「予測するのは難しい」とした上で、「余震活動は起きない時間帯もあれば、起きる時もある。1週間程度は震度6弱程度に注意して欲しい」と呼びかけた。