取材に応じるバドミントン日本代表の朴柱奉監督(右)と舛田圭太コーチ
バドミントン男子の田児賢一、桃田賢斗らが違法な闇カジノで賭博をしていた問題で、バドミントン日本代表の朴柱奉監督は18日、「私の選手への人格教育が足りなかった。すいません」と謝罪した。
遠征先のシンガポールから選手たちとともに帰国した朴監督は、田児が日本代表の海外遠征中に現地の合法カジノへ行っていたことを知り、本人に直接注意していたことを明らかにした。桃田についてはカジノへの出入りを把握していなかったといい、「五輪でのメダルの可能性がある選手。朝食をしっかりとるようになるなど意欲的だっただけに残念」と話した。
今回の遠征には桃田も参加していたが、賭博問題の発覚を受けて7日に緊急帰国。舛田圭太コーチによると、その日のうちに選手全員を集めて状況を説明したという。朴監督は「みんな五輪出場権をかけたレース中。集中できなくなるのが心配。早く切り替えて欲しい」。