中国石油天然気集団有限公司(中国石油)が北京市で発表した情報によると、その傘下の長慶油田の石油換算の油ガス年間生産量が6000万トン(うち原油は2451万8000トン、天然ガスは445億3100万立方メートル)を突破し、6000万800トンにのぼった。中国の石油工業の発展の歴史において、初めて6000万トン級の大型油田が誕生した。科技日報が伝えた。
中国石油によると、東北地域の松遼盆地に位置する大慶油田の生産量は27年連続(1976−2002年)で5000万トンを上回り、世界の石油工業発展の歴史における奇跡を実現した。5000万トンというのは中国の油田の年間生産量の上限ともなった。長慶油田が6000万トンを突破したのは、中国最大の油田を再定義しただけでなく、国内と国際的な2つの循環「双循環」という新たな構造における国家エネルギー安全保障に対して深い意義を持つものでもあり、さらに技術的に世界の油ガス開発分野における複数の前人未踏を達成した。「砥石」と呼ばれる超低浸透地質条件下の油ガスの効率的かつ経済的な開発という新たな世界の奇跡を実現した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年12月28日