熊本地震の被災者の住まいを確保するため、福岡県や宮崎県などは、県営住宅の空き部屋を無料で提供する。福岡県では相談窓口を設けて、18日から電話と窓口で相談に応じている。
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福岡県で提供するのは、今のところ福岡市や北九州市などの100戸。期間は原則半年だが、必要と認められた場合、入居から1年を超えない範囲で延長できる。「部屋が空いていれば入りたい」「どういう手続きが必要か」と被災者の家族や友人らからの問い合わせが相次いでいるという。
宮崎県は同様に県営住宅160戸、市町村営住宅423戸の無料提供を決めた。鹿児島県でも同様に、300戸の県営住宅の提供を検討している。
問い合わせは、福岡県「被災者住宅支援窓口」(092・643・3870)、鹿児島県住宅政策室(099・286・3735)、宮崎県建築住宅課(0985・26・7196)。