Michael Arden and the Paper Mill Playhouse Company Photo by Matthew Murphy (C)Disney
「ライオンキング」や「アラジン」などディズニー提携のミュージカルが人気の劇団四季が、新たに「ノートルダムの鐘」を上演する。原作は文豪ビクトル・ユーゴー。吉田智誉樹(ちよき)社長は「目指すは大人の観客の獲得」と意気込む。12月11日、東京・浜松町の四季劇場「秋」で開幕する。
原作のユーゴー「ノートルダム・ド・パリ」はこれまで幾度となく映画化、舞台化されてきた。ディズニーミュージカルの「ノートルダムの鐘」は2014年に米国で初演された。ハッピーエンドのアニメーション映画(1996年)とは違い、原作の複雑な人間ドラマに寄せて、よりシリアスに描かれている。
ディズニー・シアトリカル・プロダクションズ国際戦略担当のフェリペ・ガンバさんは「演出のスコット・シュワルツは、非常に深く、複雑で美しい要素を強調した。日本の皆さんの心もぎゅっと感動させられるはず」。四季版もシュワルツが演出する。