女子5人制決勝の副将戦で、環太平洋大の鈴木(右)を内股で投げる山梨学院大の新添
柔道の全日本学生優勝大会は25日、国内大会で初めてカラー柔道着を採用して東京・日本武道館で開幕。体重別の女子5人制は山梨学院大が決勝で五輪代表の梅木真美をけがで欠いた環太平洋大に競り勝ち、3年連続7度目の優勝を飾った。3連覇は女子25回目の大会で初めて。体重無差別の女子3人制は早大が決勝で桐蔭横浜大に1―0で勝ち、初優勝した。
■山梨学院大・新添、4試合すべて一本勝ち
山梨学院大の新添がこの日出場した4試合全て一本勝ち。準決勝、決勝はともに勝負を決める内股を決め、3連覇を呼び込んだ。決勝は1―1の4人目で登場。「先輩たちから『先に点を取れなかったら頼むね』と言われて、心づもりは出来ていた」と、鮮やかに得意技を決めた。奈良・天理高出身の2年生は昨年も主力で出場。「出来れば、4年生まで勝ち続けたい」