1番でティーショットを放つイ・ボミ
女子ゴルフのアース・モンダミン杯(千葉・カメリアヒルズCC 6541ヤード=パー72)は25日、第3ラウンドがあり、2位で出たイ・ボミ(韓)が6バーディー、1ボギーでこの日のベストスコア67をマークし、首位に浮上した。日本ツアーに復帰した有村智恵は四つ伸ばして通算5アンダーとして、45位から15位に上がった。リオデジャネイロ五輪出場を狙う渡辺彩香は通算2アンダーで33位。
■イ・ボミ、優勝と日本記録達成に王手
昨年優勝の強みを見せ、イ・ボミが首位に上がった。この日のピン位置が「去年とすごく近かった。予想通り」と言い、イメージ通りにバーディーを量産。前半でペ・ヒギョンを抜き、最後は4打差をつけた。3月のヨコハマタイヤPRGRレディスから前週まで、出場10試合連続でトップ5入り。今大会で5位以上なら2010年のアン・ソンジュ(韓)を抜いて歴代単独1位の記録になる。「自分でもすごいなと思う。いい勝負をしたい」
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〈3位の堀琴音〉 「流れは悪かったが、ノーボギーだったのは良かった。我慢できたかな。1位と差が開いたが、最後までガンガンいきたい」
〈15位の有村智恵〉 森田理香子らとのラウンドで「(渡米前の)3年前と同じ感覚だった。とにかく上にいきたいので、バーディーを取れるだけ取る」。
〈33位の渡辺彩香〉 「思うようにいっていないが、一つでも上位で終わることだけを考える」