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証拠品、覚醒剤も放置「重要性の意識足りず」 大阪府警

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-7-1 23:23:56  点击:  切换到繁體中文

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大阪府警の扱い事件数と「放置」事件数


大阪府警が、殺人や強盗を含む2千件超の捜査を放置していた。事件はそのまま時効を迎え、証拠品も置き去りにされていた。府警は組織の責任を認め、再発防止策を進める。


殺人などの重要犯罪、503事件を捜査放置 大阪府警


「捜査は尽くしたと信じている。だが、経緯がわからない事件も多く、詳しく説明できないのは申し訳ない」。調査結果を説明する刑事総務課の担当者は、取材にそう繰り返した。


1991年6月に大阪府泉佐野市で70代の女性が殺害され、通帳などがなくなっていた事件では、泉佐野署に捜査本部を設置。捜査記録の日付は、翌年12月で途絶えていた。2006年に時効を迎えたが、証拠品85点は署に放置。ノートなど3点は紛失していた。府警は13年、遺族に経緯を説明し、謝罪したという。


最も古い証拠品は大阪市内の生野署にあった切り出しナイフ。75年10月の日付が入った書類と一緒に見つかったというが、事件の概要などはわからず、銃刀法違反容疑で送検した。


調査では、粉末なども鑑定。覚醒剤72点や大麻5点などが混じっていることがわかり、保管のずさんさが改めてはっきりした。刑事総務課の担当者は「組織として証拠品の重要性への意識が足りず、管理が不適切だった」と認めた。


発生年では00年ごろに急増し、05年が268件で最多だった。刑事総務課は「府警の取り扱い事件が急増した時期に重なる」と説明する。ひったくりや車上狙いなど街頭犯罪の増加が深刻化していた時期だ。一方、日付を特定できる書類などが残っていない事件も9件あった。


時効を過ぎた事件の証拠品を多…




 

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