国会議員の2015年分の所得報告書が4日公開され、党首別では生活の小沢一郎代表が5989万円でトップ。安倍晋三首相が3771万円で続いた。
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小沢氏は歳費のほか、日本大学や東京芸術財団の理事などに就き、報酬や原稿料などを得ていた。議員全体では10番目に高い所得だった。
安倍氏は給与所得が3717万円で、他に出演料・原稿料などの雑所得が23万円、配当所得が20万円、不動産所得が11万円。議員全体では36位だった。民進の岡田克也代表は歳費以外に雑所得117万円、公明の山口那津男代表は弁護士報酬97万円を得ていた。
安倍内閣では麻生太郎財務相が4117万円、石破茂地方創生相が3927万円、河野太郎行政改革相が3513万円だった。(小林豪、山下龍一)