だんらん掲げた店でも「孤食」 男性「寂しくてね」——贯通日本资讯频道
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だんらん掲げた店でも「孤食」 男性「寂しくてね」

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靴を脱いで上がる店内には、1人客も利用しやすい半円のカウンターがあった=愛知県豊橋市山田三番町


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ひとりで食事する「孤食」や家族が別々に食べる「個食」が増えている時代に、あえて「だんらん」をテーマに掲げた食堂が愛知県豊橋市にできた。地元密着のスーパーが初めて手がけた愛知県豊橋市の「まあるいおさら」に平日の夜、1人で訪ねた。


店の中央、直径10メートルほどの大きな半円形のカウンターに驚く。「ちゃぶ台をイメージしています。おひとりでも家族だんらんを味わっていただきたくて」。店長の高井邦則さん(45)が教えてくれた。


食堂は、東三河地方を中心にスーパー5店を展開する「渥美フーズ」が開いた。食材はスーパーのバイヤーが目利きして仕入れ、毎日変わる。


「海のおさら」「山のおさら」「まあるいおさら」の3種類の定食がある。この日の「海のおさら」は「いわしの梅煮」。これを注文した。平日夜はどの定食も税抜き780円、ご飯は七分づき米。適正価格、栄養バランスを意識している。


家族連れや女性客でにぎわう明るい店内。目の前で刺し身包丁をふるう高井さんの仕事ぶりを見ながら箸を進める。不思議と孤独さは感じない。


カウンターで1人、イワシの定食を食べていた男性は会社帰りだという。46歳、独身。「孤独には強いんですよ」。自炊は苦手で、コンビニ弁当や外食続きの毎日のため、「栄養も気になりますから、いいですね、ここ」。


64歳の男性も1人、イワシを食べた。「いま嫁さんがいないから、ほとんど1人で食べるよ」。昨年9月、61歳の妻を肺がんで亡くした。がんで3人に1人が命を落とす時代、政治に望むことを尋ねると語気を強めた。「高い医療費はなんとかならんもんか」


妻の抗がん剤治療のため、勤める自動車部品製造工場を休み、ずっと付き添ってきたという。妻がいなくなった後、食べ物もおいしくない。テレビもおもしろくない。そんな日々を過ごしている。「嫁がおった時はうるさいと思ってた。いないと寂しくてね」


おひとり様歓迎の食堂は気に入ったようだった。「明るくていいよね。定食が日替わりだっていうのがいい。また来てみようかな」(斎藤健一郎)



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