フランス南部のリゾート地ニースで14日に大型トラックが花火の見物客らに突っ込み、84人が死亡したテロ事件で、バルス仏首相は15日夜のテレビインタビューで「今回の事件は、テロ組織と関連があると見ている」と述べた。容疑者と過激派組織の関連が今後の捜査の焦点となりそうだ。
仏検察によると、トラックを運転していたのはチュニジア人でニース在住のモアメド・ラウエジュ・ブレル容疑者(31)。バルス氏は同容疑者が「イスラム過激派とつながっている可能性が高い」とし、テロとの戦いのため今後、イスラム過激派への攻撃を強化する必要性を強調した。
仏検察の15日の発表によると…