陸上男子100メートルで優勝した宮本大輔(左端)=小田邦彦撮影
全国高校総合体育大会(高校総体)は30日、岡山市などで競技があり、陸上男子100メートルは宮本大輔(京都・洛南)が10秒61で、女子100メートルは斎藤愛美(あみ、岡山・倉敷中央)が11秒78で、ともに2年生が初優勝を飾った。男子棒高跳びは江島雅紀(神奈川・荏田)が自身の持つ高校記録を1センチ更新する5メートル43で初制覇した。東京・文化学園大杉並同士の決勝となったソフトテニス女子個人は林田リコ、宮下こころ組が優勝。自転車のチームスプリントは別府商・別府翔青(大分)が制した。
■先輩・桐生が目標
陸上男子100メートルのフィニッシュラインに最初に飛び込んだのは丸刈りの2年生だった。宮本は中盤で勝利を確信していた。「抜け出したので逃げ切れると思った」と小声で言った。
木訥(ぼくとつ)としている。…