九天微星の衛星研究開発・製造拠点であるスマート衛星工場が1日、河北省唐山市路南区で正式に着工された。衛星工場は2021年の年初に完成し、稼働開始する見通しで、100キログラム級衛星の年間100基以上の生産能力を実現する見込みだ。人民網が伝えた。
唐山衛星工場はAGVロボット、MES生産情報化管理システムなどのスマート化されたソフトウェア・ハードウェアを導入し、短期間で低コストの状況下で、50−500キログラム級衛星を柔軟に量産することを確保する。「量産化・自動化・スマート化・柔軟化」衛星製造・研究開発拠点に発展する見込みだ。
九天微星の共同創業者兼社長の彭媛媛氏は「衛星工場は衛星完成機の総組立・生産拠点であるだけでなく、衛星技術・応用の研究開発実験室でもある。当社は既存の衛星・通信技術の蓄積を利用することで、次世代通信システム及びプラットフォームの設計・開発を積極的に展開し、衛星インターネット端末の研究開発と業界のモデル応用の拡大を推進し、衛星工場にハイテク・低コストの技術成果転化を提供する」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年9月3日