減災の取り組みについて報告した名古屋高校の生徒ら=広島県廿日市市 助かる人から、助ける人へ――。第40回全国高校総合文化祭「ひろしま総文」のボランティア部門では1日、全国の高校生が日頃の活動を報告した。そこには、率先して自然災害に向き合おうとする姿があった。 特集:2016ひろしま総文 広島県廿日市市の日本赤十字広島看護大学で、ボランティア活動に取り組む13道府県の高校生が登壇した。 名古屋高校生徒会の減災チームは、7千人超の死者が出た1891年の濃尾(のうび)地震について調べてきた。きっかけは、学校近くの震災碑の存在を1年前に知ったこと。碑文を解読し、震源地の岐阜県西部にある断層にも足を運んだ。高安仁(じん)さん(2年)は「未来の災害に備えるためには、過去に学ぶことが大切。そうすれば『助かる人』から『助ける人』になれる」。 残り:292文字/全文:615文字 無料登録して全文を読む 全文を読む ログインして全文を読む 有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。 お得なシンプルコース980円が登場しました。詳しい内容はこちら |
災害に備える高校生ボランティア ひろしま総文で報告
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