東経140度線上のマンホールぶた=千葉県鎌ケ谷市
自治体ごとにデザインが違う下水道マンホールのふたを紹介する「マンホールカード」を千葉県の鎌ケ谷、船橋、柏の3市が発行、1日から配布を始めた。4月に全国の28自治体が30種類を発行、ご当地のこだわりが詰まったデザインが人気を呼び、第2弾として追加された40自治体44種類に、県内の3市も加わった。
下水道の大切さを伝えようと、国土交通省や日本下水道協会などによる「下水道広報プラットホーム」(GKP、東京)が企画し、各市と共同で製作した。
縦8・8センチ、横6・3センチ。表にふたの写真と場所を示す緯度、経度が記され、裏はデザインの由来や名所などの解説だ。
鎌ケ谷市のデザインは、市中心部で鉄路4線や県道船橋我孫子線、北千葉道路(国道464号)の幹線道路が交差、都内や隣接都市に放射状に延びる利便性を表した。
北はロシア、南はオーストラリアにつながっているという東経140度線は市中心部を縦走する。市は新鎌ケ谷駅前の歩道の一部に帯状の緑色地に白抜き文字で「140度線」と表示してPR。カードになったマンホールぶたは、北側の延長線上の歩道に設置されている。
鎌ケ谷市は「全国で唯一東経1…