今月13日午前、内蒙古(内モンゴル)自治区出入国辺防検査総站の二連浩特(エレンホト)検査站で、モンゴルから寄贈された羊1800頭を載せたトラック2台の通関手続きが完了した。これにより23日間にわたり、14回に分けて寄贈された3万頭の最後の一陣が到着し、全ての羊の寄贈が完了したことになる。人民日報海外版が報じた。
3万頭の羊の寄贈は、14回と手続きの回数が多く、23日間と長い日数をかけて行われたため、エレンホト出入国辺防検査站は、専用のマニュアルを制定し、税関と特定項目活動協力覚書を調印。専用の「グリーンチャンネル」を開通させ、羊3万頭の通関手続きが効率よく行われるよう保障した。
12日午前、加工された1万2000頭分の羊肉を満載した冷蔵車10台が、エレンホト市から湖北省武漢市に向かって出発した。
今年2月、モンゴルは新型コロナウイルスと闘う中国を応援するために、羊3万頭を中国に寄贈すると表明した。そして、10月22日、第一陣の4000頭が17台のトラックにのせられ、エレンホト検査站から入境した。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年11月19日