黒塗りが多い東京都の情報公開資料を掲げ「のり弁当のよう」と指摘し、今後情報公開を徹底する考えを示した小池百合子都知事=12日、東京都庁、松沢憲司撮影
東京都の小池百合子知事は12日の定例会見で、自身が本部長を務める「都政改革本部」の顧問となる外部委員5人を公表した。9月初旬までに改革本部を設置する。
小池新知事、都政改革本部を設置へ 情報公開を徹底
顧問になるのは、慶応大教授の上山信一氏、弁護士の加毛修氏、青山学院大教授の小島敏郎氏、元検事で弁護士の坂根義範氏、公認会計士の須田徹氏。小池氏は「情報公開、自治体改革などに知見のある方」と説明した。今後も増員の可能性があるという。
改革本部は、まず「情報公開」と「東京五輪・パラリンピック」についてチームを新設。費用負担などが課題となっている「東京五輪」は、9月の都議会開会前に中間報告をまとめる方針だ。