位置情報を使った主なゲーム 社会現象となった「ポケモンGO」の登場で、位置情報を利用したゲームに注目が集まっている。家の中でテレビ画面を見て遊ぶのではなく、いろんな場所に出かけて楽しむのが特徴だ。2000年代前半からあり歴史は意外に古いが、最近は地域の活性化に生かす動きもあって、可能性が広がっている。 特集:ポケモンGO 位置情報ゲームは携帯電話やスマホのGPS機能を使うものが多い。先駆けは、コロプラが03年に配信を始めた「コロニーな生活」だ。移動した距離に応じてゲーム内で使える通貨が手に入り、アイテムと交換して街(コロニー)づくりを進める。 地図情報を扱うマピオンが08年に正式配信を始めた「ケータイ国盗り合戦」は、全国の地区をまわるスタンプラリーのようなゲームだ。利用者は30~40代の会社員が多く、「ポケモンGOに刺激されて利用者が増えている」という。 ポケモンGOを開発した米ナイアンティック社が12年に発表したのがイングレスだ。東日本大震災の被災地の復興支援につなげようとしたイベントもあった。今月には、香川県や岡山県でファンが集まって遊ぶイベントが予定されている。 新しいゲームの開発も進んでいる。カプコンが今冬の発売を予定するニンテンドー3DS向け「めがみめぐり」は、Suicaなどの交通系ICカードと連動した初のゲームだ。カードの乗降履歴を読み込ませると、訪れた駅数などに応じてポイントが得られ、アイテムを入手できる。プレーヤーと一緒に旅をする女の子のキャラクターと「東京駅に行ったのですね。何をしに行ったの?」などと、やりとりする機能もある。 JR東日本企画と協力し、私鉄も含めた全国9千駅以上に対応した。特定の駅を訪れることで特殊なアイテムが得られる設定もできるため、地域活性化の催しとの連携も検討する。 立命館大ゲーム研究センターの中村彰憲教授は「日常の景色に別の意味を与えるのが位置情報ゲームの魅力だ。これまで利用者は限定されていたが、ポケモンGOが幅広く楽しむきっかけになった」と指摘する。(新田哲史) |
ポケGO登場で位置ゲームに注目 Suicaとの連動も
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
ペット栄養士、密室ゲームデザイナー…新職業は若さが売りか?
推理ボードゲーム「マーダーミステリー」が1650億円突破 人気の秘密は?
スマホゲーム成功の秘訣はローカライズ
ゲームが立派な仕事! eスポーツプライヤーに上級技師認定が可能に
身分証明書の情報も体温もチェックできるセキュリティゲートが杭州の駅に導入 浙江省
中国で初開設のeスポーツ学科の学生が今年卒業へ
今年の中国ゲーム産業、海外売上高前年比33.25%増
中国産次世代ゲーミングPC、コンピュータ大会でお披露目
CIIE2020開幕迫る!今年のジャパン・パビリオンはオンラインとオフラインを連動
第13次五カ年計画を振り返る 開放拡大、内外連動の潜在エネルギーは無限
5G自動運転ダンプトラックはゲームみたい?甘粛省の鉱山で活用
中国明代の街づくりゲーム「江南百景図」が話題に
「リングフィットアドベンチャー」中国版発売へ
成都夏季ワールドユニバーシティゲームズの公式ライセンス商品ショップがオープン
ゲームが浸透する中国の生活スタイル そのわけは?
ゲーム機市場ニーズ急増 任天堂の第1四半期利益前年同期比で3倍増に
超人気の「どうぶつの森」 中国版スイッチにも火がつくか
任天堂「あつまれ どうぶつの森」人気の理由は?
ITは若い人のもの? いいえ、私「リケ老」ですから
世界で「一狩りいこうぜ」 最新モンハン、なぜヒット?
WHO、ゲーム依存症を「疾患」認定へ 予防や治療必要
正恩氏を褒めちぎり平壌へ…トランプ氏の「政治ゲーム」
ゲーム見本市「E3」開幕 日本から10社、ポケモンも
張本が激闘制し優勝、女子は伊藤美誠がV ジャパンOP
約10秒で確認…入国審査に顔認証ゲート 成田で公開













