iPhone7(手前)と7プラスの特徴
米アップルは7日午前(日本時間8日未明)、サンフランシスコ市内で新製品の発表会を開き、新型のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)7」と「7プラス」を発表した。防水性能やカメラの性能を高めたほか、日本で販売される端末には電子マネーの通信規格「フェリカ」を採用。JR東日本の電子マネー「Suica(スイカ)」などが10月から使えるようになる。
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iPhone7発表 電子マネー「フェリカ」搭載・防水
日本での価格は、SIMフリー端末で「7」が税抜き7万2800円から、「7プラス」が同8万5800円から。日本の携帯大手3社を含めて9月9日から予約を受け付け、16日に28カ国で発売する。
フェリカが導入されるのは、日本国内で販売される「7」「7プラス」と、この日発表された腕時計型端末アップルウォッチ「シリーズ2」。アップルの決済サービス「アップルペイ」を通じて「Suica」や「iD」などを使い、iPhoneやアップルウォッチをかざすだけで駅の改札を通ったり、コンビニなどで買い物したりできるようになる。JR東日本の管内でなくても、「Suica」が使える駅や店舗ならiPhoneで支払いが済ませられる。
また、「7」「7プラス」は防…