兵庫県伊丹市の猪名川河川敷でバラバラになった男性の遺体が見つかった事件で、20代の中国籍の男が知人に対し、「男性の殺害にかかわった」と伝えていたことが捜査関係者への取材でわかった。県警はこの男が事件に関わった疑いがあるとみて関係先を捜索している。男はすでに中国に帰国しているという。
捜査関係者によると、男は大阪市内のシェアハウスに知人と居住していた。殺害を伝えられた知人が大阪府警に連絡したという。男は今月、日本を出国した。
県警によると、遺体は10日と11日、猪名川の桑津橋付近で見つかった。両腕と両足は草むらにそれぞれ並べるように置かれ、頭部と胴体は深さ数十センチの地中に埋められていた。被害男性は20~40代ぐらいで身長は165~170センチ程度。