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九州新幹線、新大牟田駅などホーム無人化へ 合理化一環

JR九州が来春から、九州新幹線の筑後船小屋駅(福岡県筑後市)と新大牟田駅(同県大牟田市)のホームに駅員を置かない方針を固めたことが29日、明らかになった。今年4月に全国で初めて新幹線のホームを無人化した新玉名駅(熊本県玉名市)次ぐ措置で、鉄道事業の収支改善のための合理化の一環だ。


関係者によると、すでに地元自治体などへの説明を終えた。新玉名駅(熊本県玉名市)では、駅員が担っていた乗客の乗降時の安全確認やホームドアの開閉は車掌が行っている。目立ったトラブルがないことから、対象の駅を広げられると判断した。今後、車掌がホームの安全を確認するカメラの設置、ホームドアが開いている時は列車が走れないようシステムを改修、車掌と駅員との通話装置の設置などの安全対策を講じる。


在来線でも駅の無人化を進めており、昨年3月に32駅、今年3月に9駅を無人化した。現在、全567駅のうち289駅が無人駅となっている。来年3月にも北九州市の若松駅など7駅を無人化する方針。JR九州は今月、株式を東京と福岡の証券取引所に上場。鉄道事業の収支改善が経営課題となっている。


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