盗まれたものと同型のごみ回収用コンテナ
兵庫県西宮市内で、空きびんや空き缶を回収する「ごみ回収用コンテナ」の盗難が相次いでいる。その数は、11月中の2週間余りで52個に上る。盗まれた場所が、阪急苦楽園口駅の周辺に集中しているのが特徴だが、目的は不明。「誰が?何のために?」。市の担当者は首をかしげている。
市の30日の発表によると、盗まれたコンテナは縦44センチ、横65センチ、高さ33センチ。折りたたみ式で水色のプラスチック製。びん、缶などの不燃ゴミやペットボトルの回収用で、地域の住民が市から貸し出しを受け、収集日の朝に路上やマンションのごみステーションに置いて使っている。
「コンテナがなくなっている」。市が住民から初めて連絡を受けたのは、11月14日。その後、29日までに35カ所で計52個が盗まれているのが分かった。
場所は、樋之池町や松生町など…