東京・お台場に立つ実物大ガンダム立像=(C)創通・サンライズ
東京・台場で観光名所にもなっている高さ18メートルの実物大「ガンダム」立像について、設置者のバンダイナムコホールディングス(HD)など4社は2017年3月5日で展示を終了し、撤去すると1日発表した。その後、新たなプロジェクトを準備しているという。
実物大ガンダムは09年7月、お台場の潮風公園に期間限定で展示されたのが最初。熱心なファン以外にも反響を呼び、52日間で415万人の来場者を集めた。翌10年7月には静岡市でのイベントにも登場。12年4月からは現在の「ダイバーシティ東京プラザ」に設置され、外国人観光客にも人気スポットとなっていた。
バンダイナムコHDなど4社は、現在のガンダムを撤去した後は「新たなプロジェクトを準備中」としているが、詳細は公開していない。ダイバーシティ東京プラザにはガンダムがテーマの展示施設「ガンダムフロント東京」もあるが、ここも17年4月5日で営業を終了する。(鈴木友里子)