陝西省西安市周至県の秦嶺ジャイアントパンダ研究センターは12日、2020年に生まれたパンダの赤ちゃんの誕生を祝うイベントを、オンラインで開催した。中国国内外向けに、パンダの赤ちゃん4匹の名前のほか、里親企業の募集も始まった。募集は今月31日が期限となっている。パンダの里親には、1年間里親、生涯里親、冠名里親の3種類がある。中国新聞網が報じた。
パンダの赤ちゃんを抱く秦嶺ジャイアントパンダ研究センターの飼育員(画像は陝西省林業局より)。
パンダの赤ちゃん4匹の体重は現時点で8875グラム、6986グラム、7960グラム、4618グラム。いずれもすくすく元気に育っているという。2003年以来、同センターでは、パンダが24回出産し、27匹の赤ちゃんが誕生した。現在飼育されているジャイアントパンダは32頭で、世界で3番目に大きな人工個体群となっている。(編集KN)
イベント会場の様子(画像は陝西省林業局が提供)。
「人民網日本語版」2021年1月13日