第4セット、スパイクを決める駿台学園の坂下=竹花徹朗撮影
バレーボールの全日本高校選手権最終日は8日、東京体育館で男女の決勝があり、選手権史上初の東京勢同士の対決となった男子は、駿台学園が6年ぶりの頂点を狙った東亜学園を逆転の末に、3―1で破って初優勝し、昨夏の全国高校総体との2冠を果たした。駿台学園は東京都選抜の主力を占めた昨秋の国体も制している。
女子は前回覇者の下北沢成徳(東京)が1995年以来の優勝を狙った就実(岡山)をストレートで退け、2年連続4度目の頂点に立った。最優秀選手賞は、男子は駿台学園の坂下純也(3年)、女子は2年連続で下北沢成徳の黒後(くろご)愛(3年)が選ばれた。