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ほかほか豚まんで笑顔に 神戸から東北、熊本の被災地へ

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-1-18 9:11:56  点击:  切换到繁體中文

写真・図版


仮設住宅の住民たちは、豚まんに笑顔を見せた=17日午前11時3分、熊本県益城町のテクノ仮設団地、金子淳撮影


阪神・淡路大震災の発生から22年となる17日、神戸市の中華料理店が熊本地震の被災者が暮らす応急仮設住宅団地に温かい豚まんを届けた。あの時、ほおばればみんな笑顔になった。長い復興への道のりを、被災地同士で支え合いたいとの思いを、包んだ。


特集:阪神大震災22年


午前11時、熊本県益城町のテクノ仮設団地(516戸)に蒸し上がったばかりの豚まんの湯気と香りが漂った。朝の熊本地方の最低気温は零下2度。団地に住む大西マサヨさん(54)は熱々をほおばり、「神戸から届けてくれてうれしい。元気が出た」と笑顔を見せた。自宅は半壊し、解体を待つ大西さん。「次のことを考えて進みたい。仮設でも友だちができたし、楽しく頑張れる」と話した。


届けたのは、神戸市にある中華料理店「老祥記(ろうしょうき)」「四興楼(しこうろう)」「三宮(さんのみや)一貫楼(いっかんろう)」の3店。昨秋に神戸で被災地支援のために開いた「KOBE豚饅(まん)サミット」の収益の一部を熊本での「炊き出し」費用に充て、益城町の五つの仮設団地向けに各店の豚まんの詰め合わせ800セットを用意した。老祥記の店主・曹英生(そうえいせい)さん(60)は「豚まんは丸くて、ほかほかで。人を自然と笑顔にする力がある」と笑う。


22年前、店がある神戸の中華…




 

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