静安寺商業エリアでマスクを着用してパフォーマンスを行う大道芸人(撮影・殷立勤)。
上海の大道芸人が5月6日、静安寺商業エリアでパフォーマンスを披露していた。ここ3ヶ月間にわたり、大道芸人のパフォーマンスは一時的に休止されていたが、静安公園広場、楊浦国際ファッションセンター、南豊城広場、楊浦浜江大道、長寧King88ショッピングセンター広場などで、このほど上海市で最初に大道芸人のパフォーマンスが再開された。中国新聞網が伝えた。
上海市演出業協会は、大道芸人と観客の安全を確保するため、これまでよりもさらに厳格な管理措置を制定した。大道芸人は全員、パフォーマンス中も常にマスクを着用するほか、体温測定と健康であることを証明するグリーンコードのヘルスカードを携帯してはじめて、パフォーマンスを行うことができる。またパフォーマンス中も、観客とは1メートル以上のソーシャルディスタンスを保つ必要がある。パフォーマンスには毎回、専門の監督指導員が配置され、監督指導員は大道芸人を監督するほか、観客に対しても、マスクの着用や大道芸人に近づきすぎないよう注意を促す。また、大勢の観客が集中することのないように監督し、観客が急に増えた場合は、パフォーマンスを一時的に中止させるなどの調整を行う。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年5月8日