7月の都議選に向け、東京都の小池百合子知事を中心とする地域政党「都民ファーストの会」は6日、新たに4人の公認予定者を発表した。このうち2人は前都議で、民進の公認が決まっていたが、1月に離党を届け出た。同会の公認予定者は計8人になった。
小池新党、60人超擁立検討 都議選、単独過半数も視野
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前都議は増子博樹氏(文京区)と伊藤悠氏(目黒区)。昨年11月に民進公認が決まっていたが、同会から立候補するために離党を届け出た。民進都連は近く離党を認める見通し。2人は「都議会で取り組みたいと思っていたテーマに小池知事が立ち向かっている。小池知事の下で仕事がしたい」などと述べた。
民進は都連会長の松原仁衆院議員が今月1日に小池氏支持を表明したが、選挙協力に向けた同会との協議は中断している。
2人に加え、いずれも元自民党の練馬区議で、昨夏の都知事選で小池氏を支援して自民から除名処分を受けた、村松一希氏と尾島紘平氏の公認も決まった。