記念プレートをアピールする大会アンバサダーの大畑大介氏(右)と嶋津昭・大会組織委員会事務総長=13日午後、東京・霞が関
国土交通省は13日、2019年のラグビーワールドカップ(W杯)の大会公式ロゴマークをあしらった車のナンバープレートを、4月3日から希望者に交付すると発表した。15年の道路運送車両法改正で認められたイラスト入りプレートの第1号となる。
デザインは2種類。①富士山とラグビーボールをイメージした公式ロゴを右上にあしらったものと②左側にもロゴがあるもの。②は1千円以上の寄付が必要で、お金は観客の移動手段の充実などに使われる。全国各地で希望でき、数字はそのままでプレートだけを交換できる。費用は地域ごとに異なり、7千~9千円ほどという。
この日は、元日本代表で大会アンバサダーの大畑大介氏が国交省を訪れ、石井啓一大臣とプレートをアピール。「まだ大会の熱が高まっていないが、全国でナンバーをつけた車が走ればアピールになる」と期待した。
13日から専用ホームページ(
http://www.graphic-number.jp
)で事前受け付けが始まり、大会が終わる19年11月まで申し込める。20年の東京五輪・パラリンピックの記念プレートも10月から交付予定。(伊藤嘉孝)