「翁」を披露する二十六世観世宗家の観世清和さん(右)、左は千歳の観世三郎太さん=20日、東京都中央区銀座6丁目の観世能楽堂、前島吉裕氏撮影 能楽の最大流派・観世流の活動拠点「二十五世観世左近記念 観世能楽堂」が20日、この日オープンした複合商業施設「GINZA SIX(ギンザ シックス)」(東京都中央区銀座6丁目)の地下3階に開場した。記念祝賀能があり、観客約480人を前に、二十六世観世宗家の観世清和さんらが「翁」を披露した。 銀座は観世流の当主が17世紀前半に江戸幕府から屋敷を拝領していた場所。明治維新以後、徳川家に返上したため、約150年ぶりに拠点が銀座に戻った形だ。これまでの旧観世能楽堂(東京都渋谷区松濤1丁目)は老朽化のため、2015年3月末に閉場していた。 14日にあったプレス向け内覧会で、清和さんは「日本の伝統芸術の底力を見せるという意気込みで構えさせて頂きました。自然回帰の舞台を目指し、木のぬくもりを味わえるようにした」とあいさつ。「歌舞伎座、帝国劇場、東京宝塚劇場、新橋演舞場など由緒ある劇場が周りにあり、よい形でネットワークを築いていきたい。10代、20代の方にももっと気楽に能を見て頂きたい」と話していた。 能楽堂は、松坂屋銀座店の跡地を中心とした再開発エリアにあり、ビジネスマンや若者層の取り込みも狙って新たな能楽堂を目指す。祝賀能ではほかに独吟「羽衣」や能「高砂」なども上演された。 延べ床面積約1630平方メートルで、席周りがゆったりとした480席(うち車椅子用2席)がある。旧観世能楽堂のヒノキ舞台を移築。音声ガイドも導入する。壁や天井、椅子など、内装に木材を多用、木のぬくもりが味わえるのが特徴だ。 |
観世能楽堂、東京・銀座に開場 内装に木材を多用
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