黒部川扇状地で、水が張られ始めた田んぼに夕日が輝く景色が見ごろを迎えている。富山県入善町舟見の舟見山自然公園では、富山湾越しに夕日が落ちる午後6時ごろ、三脚にカメラを据えた写真愛好家たち十数人が集まり、鮮やかなあかね色に染まった田園風景を撮影していた。
同町キラキラ商工観光課によると、同町の水田はゴールデンウィークごろから水を張り始める。今月中旬に始まる田植えまでの期間限定の絶景だ。同課は、2年あまり前から続いていた舟見山自然公園に通じる町道の拡幅工事が3月に完了し、通行止めが解除されて初めての絶景をみる機会だとPRしている。(高津守)