上海市は今月9日午後6時、記者会見を開き、上海市浦東新区の李国華副区長が、「早朝、同区で新型コロナウイルス感染が疑われた人が1人報告され、PCR検査の結果、『陽性』を確認。医療画像と照らし合わせて、新型コロナウイルス感染者と診断された」と発表した。北京日報が報じた。
感染したのは男性の王さん(51)で、今月8日午後1時45分に発熱や鼻詰まりなどの症状を訴えて、浦東新区人民病院の発熱外来を受診。翌9日午前から隔離治療が始まった。王さんは上海浦東国際空港で搬送の仕事に従事していた。
上海浦東新区祝橋鎮営前村が「中」リスク地区に
現在、上海浦東新区祝橋鎮営前村はすでに「中」リスク地区に指定されている。上海の他の地域のリスクレベルに変更はない。「中」リスク地域の関連の人員は原則的に上海を離れてはいけない。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年11月10日