埼玉県三芳町で今年2月、事務用品通販大手「アスクル」の物流倉庫で起きた火災で、防火シャッターの6割が閉まっていなかったことが分かった。総務省消防庁と国土交通省が12日に開いた対策の検討会で示された。電線がショートしたり、ベルトコンベヤーが挟まったりした可能性が高いという。今後、対策をとりまとめる。 検討会は「シャッターの約60%が閉鎖せず、防火区画を形成できていないことから、延焼拡大が速く、災害実態の把握や活動が困難であった」と指摘。収容物に次々燃え移り、煙や熱気で活動が制限されたとした。倉庫3階の屋根が火災でゆがんで穴が開き、外気が吹き込んで火勢が強まった可能性もあるという。 今回の火災を受けて実験したところ、鋼の管で覆われていない電線の場合、カバーの溶けた導線同士がふれあってショートが発生した。導線ごとに耐火テープを巻いたり、スプリンクラーで熱を防いだりする対策が考えられるという。 また、全国の大規模倉庫(延べ床面積5万平方メートル以上)219カ所を調べた結果、81カ所でシャッターがベルトコンベヤーや荷物などに引っかかる「閉鎖障害」の恐れがある状態だったことも示された。 今後の改善策として、大規模倉庫ごとに関係団体同士で連携して訓練を積むことや、地元建設業者などと外壁の破壊や水利の確保で連携する協定を結んでおくといった案が出た。(赤井陽介) |
防火シャッター6割、障害物などで閉じず アスクル火災
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