男子ダブルスでメダルを確定させた丹羽(左)、吉村組
卓球の世界選手権個人戦は2日、ドイツ・デュッセルドルフで第5日があり、女子シングルス準々決勝で、4月のアジア選手権を制した17歳の平野美宇(エリートアカデミー)が2012年ロンドン五輪銅メダリストのフェン・ティアンウェイ(シンガポール)を4―0で破り、準決勝に進出。3位決定戦がないため、メダルが確定した。この種目の日本勢のメダルは1969年ミュンヘン大会以来、48年ぶり。石川佳純(全農)も準々決勝に進出している。
「超攻撃型」平野美宇、強打連打で快挙 ロンドン銅下す
卓球男子ダブルスで複数メダルが確定 世界選手権
女子ダブルス準々決勝では、ともに高校2年の伊藤美誠(スターツ)と早田ひな(福岡・希望が丘高)組が勝ち、この種目では2001年大会以来となる日本勢のメダル獲得が確定した。
男子ダブルス準々決勝では大島祐哉(木下グループ)、森薗政崇(明大)組と吉村真晴(名古屋ダイハツ)、丹羽孝希(スヴェンソン)組が勝ち、メダルが確定した。日本勢の同種目での複数メダルは、1971年大会以来。
男子シングルスは前日の2回戦でエース水谷隼(木下グループ)を破った張本智和(エリートアカデミー)が3回戦を突破した。女子の伊藤と加藤美優(日本ペイントホールディングス)は4回戦で中国選手に敗れた。
1日は、混合ダブルスで吉村、石川組が準々決勝で韓国ペアを破り、2大会連続のメダルを決めた。