您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> スポーツ >> 正文

すねるけど頼れる頑固者…「あいつ」と立てた夢の甲子園

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-8-19 21:45:41  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


前橋育英の深川理来君=加藤諒撮影


写真・図版


(19日、高校野球 花咲徳栄10―4前橋育英)


最新ニュースは「バーチャル高校野球」


高校野球の動画ページ


みんなで決める「甲子園ベストゲーム47」


■前橋育英・深川理来


夢だった甲子園のグラウンドに「あいつ」と立つことができた。


形、色。見た目の全てがタイプ。自分好みにオーダーした約6万円の高級グラブだ。今まで使っていたものより2万円ほど高い。超がつく「グラブ好き」だ。新チームが始動した頃、「心機一転」と親にねだって買ってもらった。


最初は頑固者だった。革が厚くてしっかりしている分、ボールをつかみにくい。ノックを受けてもはじいてしまった。堅実な守備が持ち味なので、何とか自分のものにしたくて、毎日部室で磨いた。塗り込む油にもこだわった。内側はしっとりとして捕球時の「グリップ感」を高めるもの、外側はこだわりの赤い革につやが出るものと使い分けた。


自分は昨秋の大会でベンチに入れず、今春の選抜大会は記録員。でも、毎日手をかけた。「今日はミスしちゃった。今度はしっかり捕るから」。心の中で話しかけた。汚すのが嫌で絶対に地面には置かなかった。そんな思いが通じたのか。春ごろから手になじんで、「あいつ」が球を捕ってくれているような感覚になった。得意でなかった打撃の調子も上がった。5月の関東大会でベンチ入りできた。


ほっとくと、すねることも。夏の群馬大会直前、試合のことで頭がいっぱいになり1週間ほど、磨くのを忘れた。すると、なぜか守備練習で球をぽろり。気付けば革の色も薄くはげた。慌てて手入れをしてやった。


甲子園では頼りになった。終盤、三塁の守備固めに入るのが自分の役割。初戦も2回戦も、緊張した代わりっぱなに打球が飛んできた。初戦はライナー。気づくと球がすっぽり。2回戦はゴロ。バックネット裏の観客と球が同化して1歩目が遅れた。左手を伸ばすと球のほうから入ってきた。


今日は八回から三塁に。打球は来なかったけど、初めて打席に立てた。「あいつ」のおかげだ。本格的な野球はこれが最後。感謝の気持ちを込め、部屋にスペースを作ろうと思う。お疲れさま。ありがとう。(有田憲一)




 

新闻录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

  • 上一篇新闻:

  • 下一篇新闻:
  •  
     
     
    网友评论:(只显示最新10条。评论内容只代表网友观点,与本站立场无关!)
     

    注册高达赢取大奖!

    09年2月《贯通日本语》杂志

    赤西仁、黑木明纱公开“夫妻照

    水谷隼、石川佳纯出演新垣结衣

    指原莉乃担任制作人的新偶像团

    日本皇室真子公主将于9月3日正

    广告

    广告