27日投開票の茨城県知事選について、朝日新聞社は19、20の両日、電話調査を実施し、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。新顔の大井川和彦氏(53)がやや先行し、7選を目指す現職の橋本昌氏(71)が激しく追う。新顔の鶴田真子美氏(52)は苦しい。有権者の4割が投票態度を明らかにしておらず、情勢は変わる可能性がある。
今回の知事選は保守分裂の構図。投票態度を明らかにした人でみると、自公が推薦する大井川氏は、自民支持層の半数から支持を得ている。無党派層の支持は3割。年代別では中高年以上の支持が比較的厚い。
政党の支援を受けていない橋本氏は、自民支持層の半数近くを取り込み、無党派層から半数の支持がある。年代別では30代の支持が比較的高い。
同時に実施した世論調査で、日…