中日の京田
日本野球機構(NPB)は13日、今季のスピードアップ賞を発表した。投手部門でセ・リーグはバルデス(中)、パは牧田(西)が、ともに2年連続で受賞した。打者部門はセが京田(中)、パが源田(西)で、ともにルーキーの受賞となった。チーム表彰はセが2年連続で巨人(9回試合の平均が2時間59分)、パは西武(同3時間3分)だった。
同賞は試合をスピーディーに進めた選手と球団を対象に、昨季からコミッショナー表彰(賞金50万円)として制定された。NPBがシーズン中のプレー時間などを計測し、投手は平均投球間隔、打者は相手投手の平均投球間隔(いずれも無走者時)が最も短い選手を表彰する。2年連続または3回目の受賞者は特別表彰選手となって賞金が倍増の100万円となり、翌年以降の対象選手から外れる。
今季の牧田の平均投球間隔は7・5秒で、パで2位の松葉(オ)の10・5秒に大差をつけた。セでは、バルデスの9・1秒に次いでブキャナン(ヤ)とウィーランド(D)が9・9秒。日本人投手では田口(巨)が10・1秒で4位だった。2年連続受賞の牧田とバルデスは特別表彰で賞金100万円となった。
打者では、京田が打席に立った時に相手投手の平均投球間隔が11・4秒で最短。セでは大島(中)が11・7秒、菊池(広)が11・9秒と短かった。パの源田は12・4秒で、2位は中村晃(ソ)の12・5秒だった。