ドラフト2017
プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議が26日、東京都内のホテルであり、高校通算111本塁打を放った清宮幸太郎(東京・早稲田実高)は7球団が競合し、抽選の末に日本ハムが交渉権を獲得した。
清宮か、重複避け他の選手指名か ドラフト戦略にも注目
運命のドラフト会議、笑顔と落胆の歴史 今年のドラマは
今夏の甲子園で大会新の6本塁打を記録した中村奨成(しょうせい)(広島・広陵高)は中日、広島が指名し、広島が交渉権を手にした。社会人左腕の田嶋大樹(JR東日本)はオリックスと西武が指名し、オリックスが交渉権を獲得。左腕の東克樹(立命大)はDeNAが単独指名した。
外れ1位では、強打者の安田尚憲(大阪・履正社高)と村上宗隆(熊本・九州学院高)で3球団が重複。安田はロッテ、村上はヤクルトが交渉権を得た。中日は鈴木博志(ヤマハ)、西武は斉藤大将(明大)を指名した。
外れ外れ1位の指名で巨人は鍬原拓也(中大)、楽天は近藤弘樹(岡山商科大)、阪神、ソフトバンクが馬場皐輔(仙台大)を指名。馬場は阪神が交渉権を獲得し、くじを3度外したソフトバンクは吉住晴斗(山形・鶴岡東高)を指名した。