佐藤天彦名人(右)の先手で第2局が始まった。左は羽生善治竜王=2018年4月19日午前9時、石川県小松市の辻のや花乃庄、小川智撮影
佐藤天彦(あまひこ)名人(30)に羽生(はぶ)善治竜王(47)が挑戦している第76期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛、石川県小松市など協力)の第2局が19日、小松市の旅館「辻のや花乃庄」で始まった。先手番の佐藤名人が▲7六歩と角道を開けると羽生竜王が△8四歩と応じた。
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羽生竜王が第1局で先勝して迎えた第2局。佐藤名人が勝ってタイに戻すか、羽生竜王が連勝して名人位奪還に大きく前進するか、注目の一局だ。
持ち時間各9時間の2日制で、19日夜に指し掛け、20日朝に再開し、同日夜までに決着する見込み。(村上耕司)