柳田将洋の等身大パネルと記念撮影するファン=丸善インテックアリーナ大阪、高岡佐也子撮影
30日に開幕したバレーボールの第67回黒鷲旗全日本男女選抜大会。出場していないはずの全日本男子の柳田将洋と「記念撮影」するファンが続出した。
実はファンと写真に納まったのは、大会協賛のアシックスジャパンが設けた柳田の等身大パネル。「パネルでもいいから拝みたい」というファンたちが、続々と同社のブースを訪れた。
柳田は、昨春ドイツに移籍し、今大会は出場しない。ただ、全日本の活動に合流するため帰国していたこともあり、大会前、ツイッター上では、「柳田選手は、黒鷲旗に出場するの?」などと話題になっていた。結局出場はなかったが、等身大パネルとなって会場に姿を現した。
大会初日となったこの日は、パネルの柳田と同じトレーニングジャケットを貸し出すサービスも。ジャケットを羽織り、記念撮影した千葉市の主婦佐藤祥子さん(43)は、高校生の次女が大ファンだといい、「帰ったら娘に自慢します。やっぱりかっこいいですね」とパネルを見上げていた。
ブースは最終日の5月5日まであるが、ジャケットを貸し出すサービスは1日まで。同日までは、柳田の写真入りのオリジナルステッカーも先着で無料配布する。等身大パネルは、柳田のほかにも、陸上男子の桐生祥秀やサッカー男子の大迫勇也、競泳の今井月(るな)、バスケ女子の渡嘉敷来夢(らむ)のものもある。(高岡佐也子)