中国国家航天局は今月4日、中国が打ち上げに成功した初の火星探査機「天問1号」が撮影した白黒画像2枚、カラー画像1枚を含む火星の高解像度画像3枚を公開した。
白黒画像は、高解像度カメラが、火星の表面から約330—350キロメートル離れた高さから撮影し、解像度は約0.7メートル。撮影されたエリアには、火星の表面の小さなクレーターや尾根、砂丘などがくっきりと写っていた。画像に写っていた中で最も大きいクレーターの直径は約620メートルと推算されている。
カラー画像は中解像度カメラで撮影され、火星の北極エリアが写っていた。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年3月4日