ナポレオン家の土地台帳。右上に「ボナパルト(プリンス)ナポレオン」と書かれている=ジルテク提供 負動産時代 皇帝ナポレオン1世として君臨したナポレオン・ボナパルト(1769~1821年)を輩出した仏コルシカ島で、ナポレオン家が所有した土地の個人台帳が大切に保管されている。取材でコルシカ島を訪れた記者が現物の写しを見せてもらった。 ナポレオン故郷の島に「負動産」 半分が一時所有者不明 シリーズ「負動産時代」 ナポレオン家の土地台帳は、コルシカ島の登記情報を一括管理する公的機関「ジルテク」が保管している。台帳の現物は傷みが激しいため厳重に保管されていて直接見ることはできなかったが、電子データ化された写しを見せてもらうと、右上に「ボナパルト(プリンス)ナポレオン」の文字がくっきりと残っていた。所有する土地の通りの名や地番、面積なども記されている。1世のおいで、1852年に皇帝に即位したナポレオン三世の息子、ナポレオン・ウジェーヌ・ルイ・ボナパルトとその母が所有した土地の個人台帳とみられる。 ナポレオン家と地籍の関係は深い。1世は皇帝の座に就いて3年後の1807年、フランスでは初となる近代的な全国地籍調査を命じた。没後の50年ごろに仏全土、89年にはコルシカ島の調査が終了した。その功績から「ナポレオン地籍」と呼ばれ、ドイツやオランダなど各国の地籍調査にも影響を与えたとされる。 ジルテクは2006年の設立後、ナポレオン地籍から修正を重ねた地籍図や地籍簿、登記簿情報などを電子データ化。コンピューターで現在の地番からたどれば、過去の所有者、所有地をすべてたどれるよう整理した。ナポレオンの精神を今に受け継ぐ機関ともいえる。 ジルテク職員の公証人アン・ベ… |
ナポレオン家の土地台帳 地籍調査の祖 「地元の誇り」
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