西武の秋山翔吾
(16日、西武9―1中日)
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1点先行された直後の四回。西武の秋山は「先頭が簡単に倒れるわけにいかない」。粘った末に中越え三塁打を放ち、犠飛で同点の生還を果たす。さらに五回1死二塁、外よりのスライダーに逆らわず、かつ力強くたたいた。3点差にリードを開く左越え2点本塁打となり、「(空振り三振した)1打席目から修正できた」と喜んだ。
金子侑の復帰もあり、交流戦途中から3番に。「クリーンアップは(4番の)浅村からだよ」と笑うが、九回にも右越え3ランを放って、今季2度目となる1試合5打点。今季14本目の本塁打は自己最多に早くも並んだ。つなぎ役も決めることも出来る頼もしい中軸の活躍で、西武が交流戦勝率1位の可能性を残した。
○菊池(西) 8回1失点で通算50勝目。「時間がかかったが、挽回(ばんかい)するチャンスは十分ある」
○辻監督(西) 大勝に「きのうがきのう(サヨナラ負け)だけに、きょう打って勝ったというのが一番。頼もしい」。