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混乱するインフラに不安 こころのケア対応始まる

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-6-19 13:51:41  点击:  切换到繁體中文

 

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大阪府高槻市立安岡寺小学校では、給水車からの飲み水を求めて住民らが列をつくった=19日午前9時32分、大阪府高槻市、吉沢英将撮影


大阪府北部を震源とする18日朝の地震を受け、大阪府内各地に設けられた避難所に集まった人たちは、余震の不安を抱えながら19日の朝を迎えた。


高槻市立南平台(なんぺいだい)小学校の体育館には午前7時、住民5人が自主避難していた。近くのアパートに住む大阪薬科大5年の石谷有梨佳(ゆりか)さん(23)は妹で同大3年の安規奈(あきな)さん(20)と一緒に避難してきた。体育館に設けられたテレビでニュースを見たり、パソコンを触ったりして過ごしたという。安規奈さんは「夜は余震のたびに怖くなったが、姉と一緒だったので安心だった」と話した。大学は地震の影響で23日まで休講。2人は鳥取市の実家へ帰省するという。


大阪府北部を中心に、断水やガスの供給停止も続く。高槻市立安岡寺(あんこうじ)小学校では19日朝、飲み水を求めて給水を待つ人の行列ができた。備蓄していたペットボトルの水が足りなくなったという吉田久美子さん(75)は「これでとりあえず薬が飲める」と胸をなで下ろした。自宅はガスも止まっているという。「昨日はお風呂にも入れなかった。こんな状態が長く続くと困ります」と不安そうに話した。


市町村が水道水の一部を依拠する大阪広域水道企業団は18日、高槻市と箕面市など府北部7市町への送水を止めたが、19日未明から送水を再開した。箕面、高槻両市の一部で18日に断水が起きたが、順次復旧が始まっている。復旧当初は濁った水が出るため、両市の担当者は「濁った水は飲食には使わないでほしい」と話している。


大阪ガスは、25日の完全復旧を目指す。復旧作業は各家庭を回ってガス栓を閉めることから始まり、約6万4千戸への供給が止まっている茨木市では、住民らに説明しながら作業を進めた。自営業の女性(72)は「昨夜は水で体を拭いたし、おかずのない食事でした。早くガスが通ってほしい」と話した。ガス栓を閉めた上で道路の下の導管を点検し、修理するという。



地震の影響でこころのケアが必要な人のために、大阪府や大阪市などが電話で相談を受け付けている。番号は大阪市(06・6923・0936、午前10時~午後3時)▽堺市(072・243・5500、午前9時~午後0時半、同1時半~同5時)▽それ以外の府内の市町村(06・6607・8814、午前9時半~午後5時)。いずれも休日を除く。ソーシャルワーカーの職員が電話を受け、相談内容によって医療機関などにつなぐという。




 

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