俳優の広瀬アリスが、日本テレビ系で放送中の連ドラ「探偵が早すぎる」で、コメディエンヌぶりを発揮している。「回が進むごとに、みんなどんどん自由に解放されていっている感じ。楽しくワイワイとやらせてもらっています」
広瀬演じる大学生は、遺産を狙われ、ある一族から何度も殺されかける。探偵(滝藤賢一)が事前にトリックを推理して命を守ってくれるのだが、憎らしい一面もあり、どうもそりが合わない。ドSな家政婦(水野美紀)も登場して、ドタバタ劇が繰り広げられる。「周りに振り回されてワーキャー言う姿が、かわいく見えたらいいな」と話す。
劇中で目をクリッとさせて愛らしい表情を見せたかと思えば、顔をゆがませて「イターッ」とすごみのある声で叫ぶ。振り切った演技が笑いを誘うが、「普段もあんな感じですね」。変顔や大きなリアクションは、自身の素に近いという。
「おもしろければOK」「そのときに思った言葉を言っていい」という監督の方針で、現場は「アドリブ合戦」のような様相を見せているという。「(共演者が)台本以上のことをやってくるので、笑ってしまうシーンも多い。自分のプランと本番が全然違う感じになったりするので、現場での対応が大変」と笑う。
「相手の出方を見て『自分はもっとこうしよう』と考えています。みんなの遊び心がつまっているので、撮影が終わったときに『楽しかったな。さみしいな』って思う作品になるんじゃないかな」
2008年に映画デビューし、「セブンティーン」のモデルを経て、23歳の今、映画にドラマにと幅広く活躍する。「10代は『明るくて元気な学生役』っていう王道なキャラクターが多かったけど、コメディータッチの役など色んな役をやらせていただけるようになってきた。作品ごとにイメージを変えられたらいいかなって思います」
読売テレビ制作で、毎週木曜日の午後11時59分から放送。「木曜深夜って、疲れがたまっていますよね。笑って、すっきりして寝ていただけたらと思います。寝る前の10分間って、いいことだけ考えて寝るといいらしいですよ」(杢田光)