群馬県の防災ヘリコプター「はるな」(乗員9人)が同県中之条町の山林に墜落した事故で、県は11日、新たに5人の死亡を確認したと発表した。死者は計7人となった。行方不明だった乗員1人も墜落した機体近くで見つかった。
防災ヘリ墜落、山の気象見誤ったか 低空飛行も危険誘発
ヘリ周辺では10日、8人が発見され、うち2人の死亡が確認されていた。県警や自衛隊、消防などは11日早朝から陸路で乗員の救助と捜索を開始し、上空からもヘリコプターで救助活動を実施。自衛隊のヘリが5人を搬出したが、死亡が確認されたという。