福岡県警は12日、県がん感染症疾病対策課主査の篠原由紀子容疑者(44)=佐賀県基山町宮浦=を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕し、発表した。「酒を飲んで運転したことは間違いありません」と容疑を認めているという。
中央署によると、篠原容疑者は11日午後11時ごろ、福岡市中央区笹丘1丁目の道路で、酒気を帯びて軽乗用車を運転した疑いがある。後続のタクシーの乗客が「蛇行していた車がガードレールにぶつかった」と110番通報して発覚。呼気から基準値の約4倍のアルコールを検出された。
県などによると、篠原容疑者は同区で開かれたビーチバレー大会に応援に行った後、同僚3人とJR博多駅周辺で飲酒。一人で車で仮眠をとって運転したといい、「帰りたい一心で、酔っている認識はなかった」と話しているという。
福岡県によると、県職員の逮捕は、昨年8月以降の1年間で8件目という。