滋賀県草津市の農業排水路などで11日に人体の一部が見つかった死体遺棄事件で、県警は12日、司法解剖の結果、遺体は50~70歳くらいの男性で、死後1週間以内が経過していると発表した。死因は不詳。県警は今後、DNA鑑定などで身元の特定を進める。
農業用排水路に人の胴体 年齢性別は不明 滋賀・草津
県警によると、11日朝に草津市志那町の農業用排水路で首から腰までの胴体が見つかり、同日夜には農業用排水路から南西約350メートルの葉山川ののり面で、腰からひざ下までと人体の一部とみられる部位が複数発見された。いずれも刃物のようなもので切断された痕があり、県警は切断面の状況から同一人物の可能性が高いとみている。