シュートが柱に直撃…空港でサッカーをやる意義とは——贯通日本资讯频道
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シュートが柱に直撃…空港でサッカーをやる意義とは

18日に開会式を迎えるアジア大会が開かれるジャカルタ郊外にあるスカルノ・ハッタ国際空港に特設コートが設置され、人々がサッカーやバドミントン、卓球を楽しんでいる。アジア大会を機に「スポーツに親しむ場を」と航空会社や大会組織委員会などが設置したものだという。


16日、国内線ターミナルにひかれた芝生の上で、10人ほどの子どもたちが懸命にボールを追っていた。思い切りのよいシュートはゴールの枠を大きく外れ、チェックインカウンターの柱に当たる。日本なら「危ない」と怒られそうだが、見ている大人も笑顔だ。


「一緒に卓球をやろうよ」。会社員のシャファルティンさん(38)に声をかけられた。球を拾いまくる「カットマン」で、なかなかの実力者。どうしてそんなにうまいのかと英語で尋ねると、「オフィスに卓球コートがあって、毎日練習している」という。


航空会社の説明によると、この特設コートは8月から航空会社と大会組織委員会が作ったもので、飛行機を待つ子どもたちに人気という。サッカー、バドミントン、卓球、ビリヤードができ、いずれも無料。道具が置いてあるだけで自由に体験できる。


日本でも7月に日本フェンシング協会の太田雄貴会長が羽田空港でフェンシングの体験イベントを開いた。商業施設などでスポーツに親しむ取り組みは広がり、2年後の東京五輪では有明のアーバンスポーツ会場に体験コーナーなどが設置される予定だ。人が集まる場所ではセキュリティーとの兼ね合いは難しいが、いかに手軽にスポーツを楽しめる空間を作れるか。ジャカルタの取り組みを見て、スポーツの祭典を開く意義を感じた。(ジャカルタ=照屋健)


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